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タンザニアへの渡航
飲まなくてもよいと思います。マラリアの病原を持っている蚊は一部なので、蚊に刺されれば必ずマラリアになるわけではありません。また、サファリで訪れる公園やアルーシャは、標高が高く、気温がタンザニア沿岸部に比べて低いため、マラリアを持った蚊の生息数も少ないと言われます。そのため、1週間前後のサファリツアーでマラリアになる可能性は、極めて低いと思います。
蚊に刺されないようにするためには、空間に散布する虫除けスプレーを使う(多くのロッジに設置されています)、肌に塗る虫除けスプレーを特に夜間や早朝忘れずに塗る、国立公園では足首を覆うハイカットの靴を履く(ツエツエバエ予防にもなります)、厚手の白い靴下を履く、などの対処方法があります。
一番蚊に刺されやすいのは、シャワーを浴びた後の夕食時です。肌に虫除けを塗り忘れて、膝下を刺されることが多いです。シャワーの後、お部屋を出る際には、虫除けをお忘れなく塗ってください。
マラリア予防薬の代わりに、治療薬を購入し、帰国後、自覚症状が出てきたら、近くの専門医にかかり、血液検査をして、陽性(マラリアを持っている)とわかった時点で、治療薬を服用するという方法があります。治療薬は、タンザニアの薬局で5ドル前後で購入できます。治療薬は、1日3回、3日間服用するものが主流です。