タンザニア渡航やサファリにあると便利なもののリストです。ひとつの例としてご参考ください。
衣類
防寒着
フリースやライトダウンジャケット等。朝晩は15℃前後の気温を想定する。北タンザニアのサファリで訪れる場所の多くは、東京の夏より涼しい。気温が最も低い6~8月に渡航する場合は特に気をつける。
半袖・長袖・長ズボン
ベージュ、緑、茶色、白、黄土色などのアースカラーがおすすめ。日差しが強い時は長袖で皮膚を守り、暑くなったら腕まくり、または、長袖を脱いで半袖になるなど、調節できる服装や重ね着できる服装がよい。
赤は、動物を刺激するので避ける
。黒や青は、ツエツエ蝿に刺されやすくなる可能性があるので、できれば避ける。迷彩柄は法律で禁止されているので避ける。靴下は、虫刺され対策として、黒・青以外の色で、厚手のものがおすすめ。
セレナ系列の宿では有料で、フォーシーズンズでは無料で、洗濯機・乾燥機を使った洗濯が可能。チェックイン後すぐに受付で依頼すると翌日出発するまでに受け取ることができる。
パジャマ
朝晩は冷えるので長袖がおすすめ。気温が最も低い6~8月に渡航する場合は、部屋着用の防寒着があると役立つ。
日焼け・砂埃・虫除け対策
肌に塗る虫除け
マラリア予防に必ず携帯する。ガス噴射式は、飛行機に持ち込みできない。ミスト型はOK。
虫さされ後のかゆみ止め
ツエツエバエや蚊に完全に刺されないようにすることは難しいので、サファリ中は、すぐに取り出せるところに携帯するとよい。
サングラス
強い日差しと砂埃から目を保護するのに役立つ。
帽子
帽子は、風で飛ばされず、つばの広いもの。紫外線、砂埃、日焼けから顔を守るため、あると便利。
日焼け止め
15-17時台の西日でも日焼けするので、午後、日焼け止めの塗り直しがおすすめ。
ベッド用ダニ避けスプレー(ミスト式)
虫やダニが気になる方は、チェックイン後、枕やシーツ、ソファなどにスプレーすると安心かも。
日用品
歯磨きセット
宿には置いていないので、必ず用意する。忘れたらタンザニアのスーパーでも買える。
除菌できるウェットティッシュ
衛生管理のため、手元のバッグに携帯の上、こまめな除菌がおすすめ。
洗顔石鹸、化粧水・乳液、シェーバー等
100ml以上の液体の容器は機内持ち込みできない。容量が大きい場合は、空港で預けるスーツケースへ。
石鹸・シャンプー・コンディショナー
石鹸またはボディーソープ、シャンプーは宿に備えられているので、自分好みのものを使いたい場合のみ。コンディショナーはない場合あり。サファリの宿には下水道設備がないところがほとんどなので、生分解するエコなもの歓迎。
トイレットペーパー
公衆トイレではトイレットペーパーが切れていることが多いので、1つ手元のバッグに入れておくと安心。
爪切り
渡航の際は、飛行機の預け荷物(スーツケース)の中に入れる。
セームタオル
野営キャンプの場合必須。サファリロッジには、バスタオルとフェイスタオルがあるのでなくてもよい。(サバンナの地下水節約のため、筆者はロッジのタオルは使わず、セームタオルを使っている。)
洗濯洗剤と洗濯バサミと紐
なくてもよいが、野営キャンプの場合はあるとよい。下水道設備がないので、洗剤は生分解するエコなもの歓迎。
ジップロック
機内での軽食を入れたり、ロッジの朝食で食べきれなかったものを入れておやつに食べたり、機器類を入れて砂埃から守ったりと、使い方はいろいろで便利。タンザニアではビニール袋の使用は禁止されているが、ジップロックはOKとされている。
その他
酔い止めの薬
キリマンジャロ空港着陸1時間前の服用がおすすめ。飛行機の下降の際は、気流が乱れやすい火山帯を通るので、飛行機が揺れることがある。酔い止めを飲んでおくと、空港からの車移動も比較的楽になる。国内線セスナを利用の場合は、普段乗り物酔いしにくい方も酔い止めの薬を服用したほうがよい。
常備薬
胃腸薬、目薬、風邪薬、便秘薬、下痢止め、痛み止めなど
日本の食べ物など
緑茶、お菓子、フリーズドライの味噌汁、調味料などは、旅の疲れを癒してくれる。
携帯電話の充電器
ホテルやサファリカーで充電可能。プラグの変換アダプターはあるに越したことはないが、多くの場所で万国のプラグに対応したソケットになっている。
カメラとカメラの充電ケーブル
ホテルやサファリカーで充電可能。プラグの変換アダプターはあるに越したことはないが、多くの場所で万国のプラグに対応したソケットになっている。
カメラ用メモリーカード
小さいので忘れないよう、なくならないよう、注意。
ボストンバッグのようなソフトバッグ
アルーシャ到着後、スーツケースの中の荷物をソフトバッグに入れ替えると、車と宿の間の荷物の持ち運びが楽になる。セスナ利用の方は、大型のハードスーツケースが制限される場合があるので、確認の上、ソフトバッグをスーツケースに入れる。スーツケースは、アルーシャのホテルに無料で預かってもらえることが多い。
双眼鏡
質の良い望遠鏡があるとサファリがより楽しめる。
折りたたみ傘(雨具)
雨期(2月〜5月、11月~12月上旬)には、使う機会があるかもしれない。ロッジには傘があるので、なくてもよい。
飛行機内用アイテム
飛行機内用枕
タンザニアまで長時間のフライトになるので、エコノミークラスの場合は、きちんと自分に合ったものを選んでおくとよい。手荷物バッグの場所はとるが、その価値はある。
ペン
キリマンジャロ空港で用紙に記入するため。ペンが置いてないことが多いので、すぐ取り出せると便利。
防寒着
経由地のドーハやアディスアベバへの夜中の到着や、機内が肌寒い時のために。フリース、ライトダウンジャケットなど。
リラックスできる服、1〜2泊分の下着、スリッパ/サンダル
長時間のフライトが楽に過ごせる。万が一、ロストラゲッジになった場合も役に立つ。スリッパは、サファリの宿でも使える。
おにぎり・みかん・インスタント食品等の軽食
長いフライトに備え、軽食を多めに入れておく。インスタント食品は、CAさんに熱湯を入れてくださいと言うと、入れてくれる。昨今の円安で、経由地の空港で手頃で美味しい食事を摂るのが難しいため、食べ慣れたものを十分入れておくと助かる。
歯磨き・洗顔セット・ミニタオル・クリーム
経由地の空港での洗顔や、機内での保湿に。
エアーフットレスト
空気で膨らませるフットレストを座席の前に入れると、長時間のフライトが比較的楽に過ごせる。
マスク
喉の乾燥を防ぐため。乾期のサファリでは、砂ぼこりから呼吸器官を守るのにも役立つ。
飲料水(空港の保安検査を過ぎてから購入)
飛行機では健康のために意識してたくさん水を飲むとよい。機内でも十分な量の飲み物が貰えるが、CAさんを呼びかけるのが億劫な人は、搭乗前に買っておくのがおすすめ。
モバイルバッテリー
リチウムイオン電池が入っているので、手荷物に入れる。チェックインの際に預けるスーツケースの中には入れらない。
ワイヤレスイヤホン
リチウムイオン電池が入っているので、手荷物に入れる。チェックインの際に預けるスーツケースの中には入れらない。
安全ピンまたはクリップ
SIMフリーのスマホに現地のSIMカードを挿入して利用したい場合。*SIMカードは要予約。
貴重品
パスポート
ビザ申請時に6ヶ月以上の有効期限が必要
ビザ
渡航日の2週間前までにオンラインで申請。メールで受領後、印刷して携帯する。
米ドルの現金(日本の空港で両替可)
2006年以降の新しい米ドル紙幣であること。円から米ドルは、空港、外貨宅配サービス、金券ショップなどで両替可能。多くの銀行では、両替サービスを終了している。米ドルから現地通貨タンザニアシリングへの両替は、キリマンジャロ空港で可能。キリマンジャロ空港で円やユーロも現地通貨に両替可能だが、米ドルの方がレートがよい。
旅行保険証
クレジットカードに付帯の旅行保険でも可。条件を確認する。
紙に印刷した航空券
公式ウェブサイトで座席や機内食を指定しておくとよい。
クレジットカード(VISA, MasterCard)
経由地での飲食、スーパーやお土産店での買い物用に。VISA、MasterCard 以外のクレジットカードは使えない場合が多いので、この2種類のどちらかにする。
携帯電話
充電器をお忘れなく。携帯でオンラインチェックインをしておくと、空港での待ち時間短縮につながる。
タンザニアに持ち込めない物
ビニール袋
エコバッグ、不織布バッグ、防水バッグ等で代用する。ジップロックはOK。特に空港では、ビニール袋が人目に触れないよう注意。